学問の尻尾に少し触れることが出来た気がしたのは卒論書いてる時だった。
金融のゼミだったけど、タイトルは「貧困撲滅のためのマイクロ・ファイナンス」にした。
第一章はそもそも貧困とはどのように定義すべきかってとこから始まって、
好奇心の赴くままに図書館とパソコンの画面を往復して没頭して書いた。
後にも先にもあれほど自発的に自由に学んだことはない。
学びを勉めて強いられる「勉強」は大嫌いだったけど、学問は熱い。
そう思った。

院試に臨んで、予備校に通ったらやっぱり「勉強」だった。
まいったね。もちろん、自分の心一つなんだけどね。未熟未熟未熟。
無駄無駄無駄無駄。オラオラオラオラ。(By JOJO)
オラ未熟努力無駄オラ未熟努力無駄オラ未熟努力無駄。
(^^;;;

7月に開発スクール落ちて、
8月に研究計画書で完全に行き詰まり、
その月末に試験時間を間違えて東大落ちて。
今月は名古屋大学に臨む、これがほぼ最後のチャンス。

8月に整合性を見失った研究計画書はまだ完成してないし、
答えも見つからないままに提出したから研究計画は“無い”。
19日の論述試験は3題の中から1問を選んで論述。
出題傾向から見れば、
(1)経済開発
(2)農村・地域開発
(3)教育開発
から各1題の出題だから、それぞれの対策をして、当日は書き易そうな問題を選べばいい。

で、自身の現状は(1)経済開発が専門なんだけど、開発学の中でも最も歴史のある分野だからオレの知識と経験では難しい問題が出題されると対応できない可能性アリ。
だから、農村開発と教育開発については付け焼刃でも準備をしなくては☆

まずは、農村開発の歴史・概観・定義を押さえる。
次に、現状として先進各国の取り組みや途上国の取り組み、どんなプロジェクト(開発の最小単位はプロジェクトと言います)がされているのかを調べる。
それと同時並行で、現状に対する課題や問題点を政策レベルからプロジェクトレベルまで整理して、
最後に、それらに対する解決策(で現実性のあるもの)を調べる、と言う順番になります。
上記に加えて、他の分野(環境、ジェンダー、ガバナンス、市民参加、水資源、エネルギー、などなど)との関連も押さえられるだけ押さえる。

教育開発に関しても同じようにまとめる。

気が遠くなるような作業だ。

論述技術そのものも身に着けないといけない。
名古屋大学が落ちた時を想定して早稲田大の出願準備もしないと。

気が遠くなってきた…。

状況は厳しい。
楽観出来る要素はどこにもない。
でも、挑戦者だから前に進まなきゃいけないし、
しかもがむしゃらなスピードで走らないといけない。