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ごぶさたしてます。
2月24日から3月8日までインドに行ってきました。
BRICsとはいえ、「途上国」のインド。
初めて「先進国」を離れることにややナーバスな思いで出発したけれど、
僕が経験したインドは敬愛してやまない人々と文化の国だった。
中国が東洋の獅子ならば、インドは東洋の巨象。
ともあれ、僕が目にすることが出来たのはそのほんの一部。

一言では言い表すことはおよそ不可能なインドの魅力。
写真なしじゃあれかと思って、選んだのが上の一枚。
自分の携帯カメラの写真はいまいちだから他の参加者から借りた写真だけどね。
自分のと合わせれば1000枚を超える写真の中で、
僕が見たインドをあえて1枚の写真として選ぶならこれかなって思った。
フレームに入りきらない左下の子。
南部インド特有の黒い肌と、真っ白な歯。
そして、多分インドの農村ならどこにだって有り余るほどにある
子どもたちの瞳の輝き。

畏れ多くも貧困撲滅を掲げる僕が目にした人々は、
たとえ金銭的な豊かさは無くとも、
心から尊敬できる強くて純粋な人たちばかりだった。

インドで出会った人々と、研修の参加者に感謝の思いを抱きながら、
これから少しずつ、インド農村開発研修の経験を綴っていきたい。