北方『水滸伝』を読了した。
各500ページの全19巻だから9500ページの物語(注:北方謙三氏利用の原稿用紙換算)。
長かった、とはほとんど思わなかった。
読ませる力のある小説だったし、
僕にとっちゃあ読みたくて仕方がないジャンルのものだったから。
愛とは何か?と問い続ける詩人やアーティストがいれば、
真理とは何か?と掘り下げる哲学者や学者もいるだろう。
でも、若き僕の心を捕らえて止まない問いは、「人生いかに生きるべきか?」だ。
歴史小説の中の偉大な人物はそれをいつも教えてくれる。
諸葛孔明、上杉鷹山、楽毅、坂本竜馬しかり、
今回の梁山泊の英雄たち然りだ。

人は意味に生きる存在である。と真実を表現した世界桂冠詩人がいた。
であれば、意味を求め続けることが生きることであり、それ自体が幸せなんだろう。

あ、ちなみに水滸伝は痛快な歴史小説で、すごく面白かった。
だから、読み終わったこと自体は達成感なんかとは程遠い
“読み終わってしまった感”を感じてる。
そりゃ、読んでるときは作中の英雄の死にショックを受けたし、
振り返れば作品のお陰で成長できた自分も感じれるんだけど。…ね。

でも、あらゆる達成感は刹那の喜びだ。挑戦の日々の中に人生の意味がある。
そんな風に思う最近の僕には、改めてそれを実感する良い作品だったなって思う。
内容をほとんど忘れてしまう時まで、多分読み返したりはしない。
僕は僕の物語を進めなければいけないから。
北方氏を尊敬すると共に、友情を感じる。
もし、来世あたりでお会いする機会があるなら、友達として切磋琢磨出来るかなって思う。
そんな妄想を抱ける僕は幸せなんだけど、
一度(ひとたび)、自分の挑戦を止めれば、
少なくとも妄想の友情は消え去ってしまうんじゃないかな。
頑張らなきゃな!
北方『水滸伝』はオススメ!
読みたい人貸すよ(無期限で)!
2巻から19巻まで!
1巻は失くした(笑)!


追伸:好きな好漢(英雄)は楊志。