頑張っているからこそ、悩んだり、苦しんだりしている友達もいるはずと思い、
「雨と太陽」って詩を(親友の皆さんに)紹介したいと思います。
もし、どうしてもしんどいな~って時があったら読んでみてください。



雨と太陽

詩:BK

頑張っているあなたに手紙を書きます
それは思いやりの住む、あなたの心に宛てた手紙
僕は「頑張れ!」って言葉が好きですが、
それは頑張れない僕への応援歌なんです

僕の道には時々雨が降る
急に降り出しては、道もぬかるむ
天気の日、スキップした散歩道も
明くる日には沼となってしがみつく
僕は動かない足元を見つめては、
なんで雨が降り出したのか考えてみる
理由はあったりなかったりするもので
いづれにしても、雨は降る。
そして、必ず、
止む。

何よりも大切なものの一つ、
「水」
それをもたらす、「雨」
さめざめと降る雨も
どしゃ降りの雨も
冷たくて、寂しくて、
なかなか好きになれなくて、
灰色に隙間も無く重なった雲を見ては
遥か彼方に燃え続ける太陽を見失う
でも、夜のとばりが下りてきて気付く
太陽は今日も光を届けてくれていたことを。
そして、朝が来ると確信する
寝ている間も光を放ち続けている太陽がいることを

あなたの心に降る雨を、
僕は止めることがきっと出来ない
でも信じきっている、あなたの太陽を
いつだって照らされているから、
僕たちは互いに照らし合って
僕たちは互いに映し合って
僕たちは互いに暖め合って
そうやって輝く小さな太陽
小さくても太陽

雨の日も
あなたの太陽が誰かを照らす
雪の日も
あなたの太陽が僕らを暖める
晴れの日は
あなたの太陽は一段と輝く
長く辛い乾季を越えた
恵みの雨
長く暗い雨期を越えた
恵みの太陽
どちらも変わらぬ大きな恵み
それと同じ僕らの雨と太陽

僕が道に迷って日が暮れた日には
僕の心のランプに陽をともして
あなたが立ち止まっている日には
僕はいつもよりも強く足跡を残すから