うだつの上がらない自分とか川村とか上島とか、
その他、大勢の負け犬(男の八割)に、今年最低のクオリティで贈る詩。

 
『            』
詩:浅田光義
家を出てすぐに学校へ向かう道は
木枯らしと冬の淡い陽射しが交差してる
空気圧の弱い自転車はゆっくりと僕を運ぶ
 漕いでもさ漕いでもさ前向きな気持ちってやつはさ、
鳴らない携帯と一緒にワンルームに忘れてきたみたいだ

太陽が出ている時間は苦手
根本的な孤独感をいやおうなしに浮かび上がらせるから
思い出し笑いの過去も、未だ夢見てる未来も、
過ぎ去ったり、未だ来るかどうかも分からないって、
この澄んだ空気よりも軽い存在感の中で僕をからかう

あの暑苦しい己の叫びも、
忘れてなんてない。
元々形無いものを追いかけてきた十数年間。
感傷的な季節に風邪を引いた今日という日々。 

たまにこんな手触りのない薄幸感で
このうすら寒さをお歳暮に包んでみたり、
些細な同情を買ってみようと小銭を数えたり。
そういう感じでちぎれそうな言葉の糸は
このあたりで奔流へ巻き込まれていく

このらしくないクラウチングスタートは
世界中の潜在的な親友たちへの暁鐘なんだよ
薄っぺらなスクリーンに映ることのない星々
本物になれないと嘆いては道化師のふりをしたりしながら、
ぎりぎりで人生の意味を示す不格好な支点。
力点に思いっきり、思いっきり、思いっきり、
君が蓄えた力を僕が放ってみせる。
次の刹那には時空も世間も突き抜けるような作用点 の輝き。
それは消えることのない濃いオレンジの光 

いぶし銀のような次の一手は
24時間眠らずにもがくような奴に似合う
どろっどろの泥の中で虎視眈々と
どろっどろの泥仕合を仕掛けよう
相手はやっぱり大きすぎるから、
傍から見れば相変わらずの大道芸

本当は俺は知ってるよ。
不名誉なレッテルすらも忘れ去られた、
そんな町はずれの路地裏に、
歴史を動かす熱が眠ることを。
寝た子を起こすよ。 
格好悪い祭りが始まるよ。
終わらない歴史の狭間のストーリー 。